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お知らせ・新着情報|公益社団法人 好善社

02 『第14回青少年ワークキャンプ』が終了
タイ・日本・オーストラリアの青少年の交流とハンセン病を理解する機会となる
2018-09-15

第14回タイ国青少年ワークキャンプがタイ国東北部のアムナーチャルン県カムノーイ村で行われました。日本からの参加者の日程は2018年8月9日(木)~16日(木)で、ワークは8月11日(土)~13日(月)に実施しました。このプログラムの主題は「チーム」、 詩編133編をテキストにして進められました。
今回もタイ国でハンセン病の問題に関わるチャンタミット社の働きに、好善社側は参加・協力させていただく形でした。参加者はタイ国から51名、オーストラリアから7名、日本からは9名。ワークの内容は教会施設(旧保育所)の床改装(コンクリート張り)と、高齢者宅の清掃、トイレの改装(洋式トイレへ)が作業内容です。
プログラムには、チームごとに、日本、オーストラリア、タイ国の料理作りというものもあり。「チーム」という主題にふさわしく、国籍や文化、生い立ちの違う者同士が、その違いを認め合いつつ、心通う体験ができたのではないかと思います。また少しずつであるが、タイ側の参加者の顔ぶれにも変化が見られました。従来は主にタイ国のハンセン病コロニーで育った青年たちであったが、それ以外の地域からの参加者も見られるようになってきたのです。好善社が互いを「知る」手段として国内の療養所で実施してきたワークキャンプが、タイの地でもタイ人の間でハンセン病の方々と互いに「知る」契機・理解しあう機会となってきていることを、14回目にして強く実感させられました。より詳細については広報紙『ある群像』において記させていただきたいと思います。

(記:渡辺圭一郎)

『第14回青少年ワークキャンプ』

開会式後記念写真キャンパー総勢67名、
柱の右・チャンタミット社カンチャナ女史、柱の左・三吉代表理事

『第14回青少年ワークキャンプ』

タイ北部から到着のキャンパー

『第14回青少年ワークキャンプ』

最初の労働・全員が整列し土盛りの踏み固め

『第14回青少年ワークキャンプ』

二人1組でコンクリート練り

『第14回青少年ワークキャンプ』

旧保育所内のコンクリート張り

『第14回青少年ワークキャンプ』

日本食親子丼の鶏肉をさばく

『第14回青少年ワークキャンプ』

親子丼と人参のすりすり、野菜スープ

『第14回青少年ワークキャンプ』

5時半の分かち合い後、6時から2時間の労働

『第14回青少年ワークキャンプ』

グループ別で食後の食器洗い

『第14回青少年ワークキャンプ』

昨年の斎場への道コンクリート張りを見学

『第14回青少年ワークキャンプ』

高齢者用トイレに改修

『第14回青少年ワークキャンプ』

ゲームに興じるマンゴーがなかなか口に入らず!

『第14回青少年ワークキャンプ』

床が50cm以上高くなった集会室を喜ぶ住民

『第14回青少年ワークキャンプ』

ワークの翌日、東北からチェンマイへ飛び飛行場で遅い昼食

『第14回青少年ワークキャンプ』

チェンライ県まで車で3時間の移動
メーラオの教会を訪問