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多磨全生園(東京都)

多磨全生園 資料館通りの桜並木
単立・多磨全生園秋津教会
日本聖公会・聖フランシス・聖エリザベツ礼拝堂
多磨全生園カトリック愛徳会
「単立・多磨全生園秋津教会」
1909年(明治42)の全生病院(現在の多磨全生園)開院と同時に始まった好善社の伝道によって、1919年(大正8)には信徒数約70名を数えるほどの教会として発足。1942年(昭和17)好善社経営の慰廃園解散に伴い数十名がさらに加わり、大きな群となる。1949年(昭和24)に好善社を通し教会堂が与えられた。東京にあるため鈴木正久牧師など多くの著名な牧師、伝道者の協力を得てきた。1994年(平成6)から14年間、好善社派遣の小澤貞雄社員が専任牧師となった。その後は、好善社社員の3人の牧師と他の2人の牧師による礼拝支援体制で毎週の礼拝が守られている。現在教会員は19名。礼拝は毎日曜日午前10時からで、出席者は教会員8~9名、外部者を入れて平均14~5名。外部の教会からの2名の奏楽者に恵まれ、全国療養所教会唯一の聖歌隊があり活動している。周辺のキリスト教学校や近隣教会からの訪問も多い。
「日本聖公会・聖フランシス・聖エリザベツ礼拝堂」
日本聖公会東京教区に属する。1941年(昭和16)草津聖バルナバホームが解散し、栗生楽泉園から信徒9人が多磨全生園に移籍した。1947年(昭和21)草津からミス・ネッツルトン女史が全生園内の信徒宅を訪問し、戦後初めての聖餐式が行われた。この日をもって全生園内の聖公会の創立とされた。1950年(昭和25)、礼拝堂建設。会員は、最も多い時は85名ほどだったが、現在は10名。毎日曜日午前9時から教区の司祭によって礼拝(聖餐式)が行われている。礼拝平均出席は数人で、常時数人の外部からの出席がある。
「多磨全生園カトリック愛徳会」
1930年(昭和5)園内で最初のミサが捧げられ、教会が発足。翌1931年にカトリック愛徳会が創設された。2008年当時はカトリック秋津教会の小教区として、毎週のミサを15名前後の方が出席していた。現在では会員は減少し、聖堂ではミサは行われていない。
単立・多磨全生園秋津教会
日本聖公会・聖フランシス・エリザベツ礼拝堂
秋津教会聖歌隊練習風景
多磨全生園カトリック愛徳会
- 住所
- 〒189-8550
東京都東村山市青葉町4-1-1
- 電話番号
- 042-395-1101